ガーゴイルゲッコーの飼育

こんばんはモダンですヽ(´ー`)ノドモドモ

今回はガーゴイルゲッコーの飼育について書かさせて頂こうと思うのですが

まずは軽くガーゴイルゲッコーの説明から

ニューカレドニア原産の固有種で雑食のヤモリの1種です。ツノミカドヤモリとも言われるガーゴイルゲッコーはその名の通り頭に角のような突起物がありそれが魔よけの意味としてあるガーゴイルの角のように見えることから''ガーゴイル''ゲッコーと呼ばれるそうです。

↓僕が飼育しているガーゴイルゲッコー
オスのレッドストライプのコルク君です。
最初はオレンジストライプとして飼いましたがカラーが変化してレッドになりました。
↓お迎え当初のコルク君
成長するとここまで変わります。可愛い。そして綺麗。
そして2匹目
メスのイエローマーブルのシルクさんです。
既に出産経験のあるメスなので栄養を沢山与えて飼育しています。
↑周りの暗さによってもかなり体の色が左右されるようです。ロマン溢れる。渋い。

途中の写真にありました通り木に掴まったり壁に張り付いたりする事が可能で立体的な移動が飼育下では見る事が出来ます。また、色にも種類がありレッド・オレンジ・イエローなどどれも鮮やかで美しい見た目を堪能する事が出来ます。


さて、前置きの説明はこのくらいにして肝心の飼育方法について説明させて頂きます。

まず最初に必要な物としては

ケージとガーゴイルゲッコーを活かすためのレイアウト品 

ですね。

ケージについてですが、他のサイトを見てみると3045のグラステラリウムが良いと書かれているサイトもあると思うのですが僕はそれよりも小さいグラステラリウムnanoで飼育をしています。何故なら、店で売られている時もnanoが使われていて以前僕が店に行った時にもこのサイズで飼育は出来ると言われたからです。


実際の所

「本当にこのケージで飼えるのか?( ˘•ω•˘ )ムムム」

と疑ったのですが今ではその疑いなど消え去り充分にガーゴイルゲッコーを飼育する事が出来ています。3045を使う時は繁殖の時ぐらいですかね。(繁殖に関してはまたグレードアップした飼育者さんが踏み入る世界だと思いますので今回は控えさせて頂きます)

そして
レイアウト品ですが

基本的に
・流木
・コルクボード
・ソイル
・観葉植物(ポトスや人工の蔦等)

シンプルかつ、危なくないようにレイアウトした方が良いと思います。

ジャンプしたり移動したりする事が多く体重もあるヤモリですので流木が倒れたりして怪我をしないように安全に作ってあげてください。

↓こちらが僕のレイアウトしたケージです。

コルクや流木で動く場所や隠れ家を作ってあげたり木を立体的に配置したい場合はシリコンシーラントで固めてあげたりすると良いです。

そして彩りを加えたりちょっとした隠れ家にもなる観葉植物はソイルを敷き、根っこを埋めるようにして植え水をやって育ててみるのも良いでしょう。ポトスなんかは水だけで育つので簡単で良いと思います👍

↑流木とポトス、床材にはソイルと石です。
左上の物は餌用のゼリーです。
↓コルクボードとポトス、床材にはソイルとcharmで購入した石です。
レイアウトに彼らを入れるとこんな感じになります。緑を入れつつ彼らの色が目立つ黒のソイル、隠れ家になるコルクボードで良いレイアウトになっていると思います!😄

そして、その他必要な物!それは

餌 

です。やっぱりこれはめちゃくちゃ大事。生体の体調管理にも関わるし見た目の美しさ、動きの面白さにも関わってきます。

自分は今の所餌にしているのは

メインの餌としてレパシーのスーパーフード。ガーゴイルゲッコー用の物があるのでそれを与えています。また、サブとして爬虫類用のゼリー、野生のガーゴイルゲッコーは熟したバナナを食べるようなので効果的なバナナ、時々チカラを付けるためにレッドローチ、栄養添加剤としてカルシウムパウダーやビタミンパウダーなどを与えます。

また、海外のパンゲアフードなんかも食べます。このパンゲアフードと言うのは海外ブリーダー御用達の1品で味も色々と豊富でガーゴイルゲッコー達にも人気です。

↑こちらがスーパーフードとゼリーを食べている時の様子です。ゼリーはピンセットでぐちゃぐちゃに混ぜて凹凸を作って舌に引っ掛かりやすくしています。スーパーフードも舌に引っ掛かりやすいぐらいの粘土で粉と水を上手く配分し栄養添加剤も混ぜて与えます。ガーゴイル達の成長具合を見て週に何回どのくらいの量を与えるかを考えて与えます。僕の場合週に2~3回若干多い量を与えてます。(余ったら虫たちに食わせます。)

そして、まだ大事な物があります!それは


です。これもすごく大事ですね。
爬虫類はあまり多くの水を必要としない傾向にあり、確かに強いですが必要不可欠です。
この水ですがヤモリの場合水をコップに入れて飲むという犬や猫、人間のようにはいきません。ヤモリは壁についた

水滴


を舐めます。お店の方々や大多数の飼育者がやっている通り霧吹きを使って壁に吹き付けてやるとペロペロと舐めて水を摂取します。
↑このようにペロペロと舌を使って壁や目などに付いた水滴を舐めて水を摂取します。その姿はめちゃくちゃ可愛いです😁💕
↓こちらも舐めているのですが霧吹きをしていた僕の手の方にジャンプしてきた所を激写したものです。非常に柔らかいお腹が最高です!0(:3 )〜天にも昇る気持ち
そして、霧吹きはもう1つ大事な意味を持っています。それは

脱皮


です。脱皮は爬虫類の成長において欠かせない大事な物。この脱皮が上手くいかないと脱皮不全と言う良くない事態に成りかねないので霧吹きが大事になってきます。

爬虫類は湿気がある方が脱皮が上手くいきやすくなります。ですので脱皮の時は壁を濡らしたり、濡らして温めて湿気を出すことによって脱皮を促します。

↑このようにシルクさんが脱皮をしています。壁面や地面を見ると分かる通り霧吹きで濡らしています。
ですが、それにしても可愛いですよね。この姿。僕に見付けられて急にビビって固まってしまっているようですがなんともこの前足と顔と全身タイツ感が可愛いです笑笑\( 'ω')/

そして、最後必要な物があります。それは

暖めるための保温器具


です。最初にあげたレイアウト品と一緒に買うべきな物ですね。保温器具は色々あります。

暖突・パネルヒーター・保温ライトなど

僕は全て使用して飼育をしています。
東京(僕は東京在住)と言えど冬場はやっぱり温度が下がります。(最近寒い😨)温度の低下は変温動物である爬虫類にとっては良くない物で、心臓や消化器官、筋肉など至る所の運動能力が低下します。

なので死に至ってしまうケースも非常に多く寒さの影響で樹上に居たイグアナ達が動けなくて木の上から落下してくるなんて事も海外ではよくある話です。


なので特に冷え込む冬場は普段使用しているパネヒ(パネルヒーター)&保温ライトの他にも暖突を起動して温めています。ヤモリの場合パネヒは壁にテープなどで張り付けて使用します。保温ライトは短時間ですが朝だけ太陽が上がってきて日光を再現させるために使用したり紫外線を出すライトなどを使ってクル病などにならないようにする意味もあって時々付けたりします。
↑このようにライトは設置します。
基本的に26~28℃が適した温度だとされています。

と長々となりましたが最後まで読んでくださってありがとうございました!いかがだったでしょうか!


↓この記事を書いている最中にこんなポーズ取ってました笑笑😂
指だけで掴まってる笑笑

いや〜本当にガーゴイルゲッコーは可愛くてお茶目で良いヤモリです!こんな素晴らしいヤモリを皆さんも飼育をされてみてはいかがでしょうか!!(*´∇`)ノシ ではでは~


※ガーゴイルゲッコーも爬虫類なので触られるのは好きではありません。あくまでも観賞用として触るのはメンテナンスの時ぐらいにしましょう。そして触ったら入念に石鹸で手を洗ってください。

もし間違った点や質問などありましたら教えてください!
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爬虫類ノート

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