ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全について

 こんにちは!爬虫類とボクです!
 今回はヒョウモントカゲモドキの脱皮不全について書きたいと思います。
 通常であれば、全体的に体が白くにごってきたと感じたらケージ内の湿度を高めて脱皮に備えます。すると、早くて翌朝にはキレイに脱げています。
白くなってきたな・・・
しっぽまでにごってる・・・
翌日
脱皮成功!イェイ!

 写真でみるとわかりやすいですね。
 しかし、飼育を始めて間もない頃や、逆に飼育に慣れてきた頃に脱皮不全をよくやらかしてしまいます。そうなってしまったとき、どうすればいいのでしょう?これから紹介する方法はあくまで自分で解決してしまおうというものですので、不安な方は獣医師やお迎えしたショップの店員さんにアドバイスをもらうのがいいでしょう!

 まずは2、3日様子をみましょう。写真のように完全に脱皮不全だと確認できたら
 ぬるま湯を用意し、皮がふやけるまでとにかく待ちます。
 このとき、ヒョウモントカゲモドキが糞をする可能性がありますのでご注意を。
 次に、ピンセットや毛抜きで慎重に皮をめくっていきます。しっぽの先、指先など、特にデリケートな部分には注意してください。最悪の場合、自切の可能性があるので、ふやけていない皮を無理に剥がす、無理やり体を押さえつける、尻尾をつかむ、という行為はしないようにしましょう。(写真はありませんが、タッパーのそこにミズゴケを入れ、その上を歩かせる、という方法も効果的です!そうするとふやけた皮がコケにひっかかり、ただ歩いているだけでいつの間にか皮が剥けている、となるわけです!)
 全ての皮が向けたと思ったら、最後にもう一度だけ、特に四肢の先を隅々まで確認しましょう!ここでもし、指先に皮が残っていると、次の脱皮の時に皮が重なり、最悪壊死してしまう可能性があります。

 脱皮不全に関わらず、全ての病気はなったあとの対処法より、なる前の予防の方が大事だと思います。特に冬の時期は乾燥してしまいがちのため、普段より湿度に気を配りましょう!
 それでは、爬虫類とボクがお送りしました(^^)ありがとうございました!

爬虫類ノート

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